はじめに

NI Collabo UP!とは

NI Collabo 360 の社内SNS機能「UP!」のやり取りをリアルタイムに行えるアプリです。
リアルタイムでプッシュ通知を受け取れるため、どこにいてもすぐに「社内の動き」がわかります。
メールでは埋もれていたような情報が見える化されるため、会社のポテンシャルをさらに引き出すことができます。

Sales Force Assistantシリーズを導入の場合、顧客情報を紐づけることで、企業向けソーシャルネットワークとして、仕事のスタイルが変わります。

利用イメージ

動作環境

Android 9 以降

認証する

認証方法

アプリを利用するために認証を行います。
認証には、「NI Collabo 360」のログイン情報が必要です。
下記のいずれかの方法で認証を行います。

QRコード認証は、アプリを利用する端末とは別途、QRコードを表示するための端末が必要です。
他に端末が手元に無い場合は、パスワード認証をご利用ください。

QRコード認証

  1. アプリで読み取るQRコードを表示するため、
    アプリを利用する端末とは別の端末を使い、ブラウザで「NI Collabo 360」にログインします。

  2. 「オプション設定 > 基本設定 > スマートフォンアプリ > 認証」に遷移するとQRコードが表示されます。
    ※「NI Collabo 360」ポータル画面下部の「アプリ認証」から開くこともできます。

  3. アプリを起動して認証情報を開きます。

  4. 「QRコード認証」ボタンをタップしてカメラを起動します。
    ※QRコードを読み取るため、カメラの使用権限を許可してください。

  5. 起動したカメラでQRコードを読み取ってください。

QRコード認証

パスワード認証

  1. アプリを起動して認証情報を開きます。

  2. 連携先URLを入力してください。
    ※連携先URLはブラウザで「NI Collabo 360」にログイン後、
    「オプション設定 > 基本設定 > スマートフォンアプリ > 認証」に遷移すると記載されています。
    ※「NI Collabo 360」ポータル画面下部の「アプリ認証」から開くこともできます。
    ※スマートフォンまたはタブレットで画面表示すると、連携先URLの横に「コピー」ボタンが表示されます。
     連携先URLをコピー&ペーストで入力することができます。

  3. ID、Passwordを入力してください。接続ができれば完了です。
    ※「NI Collabo 360」の標準版にログインする際のID、Passwordです。

パスワード認証

使い方

UP!LINE

UP!が一覧で表示される画面のことをUP!LINEと呼びます。
先頭から新着順にUP!が表示されます。
過去のUP!を見たい場合は、下にスクロールしてください。

UP!をロングタップすると、操作メニューが表示されます。
メッセージのコピーや、返信などの操作を選択できます。

UP!LINE

UP!をタップすると詳細画面が表示されます。
メッセージの返信内容や宛先確認などができます。

新しいUP!の通知がきたとき

アプリを開いているときに、新しいメッセージがUP!されると、通知が表示されます。
新しいUP!を表示する場合は、UP!LINEを更新してください。

UP!LINEを更新する

UP!LINEを更新する方法は、以下の通りです。

  • 通知の「更新」をタップします。

更新で手動更新
  • 更新ボタンをタップします。

ボタンで手動更新
  • 画面をタップしたまま、下方に引っ張ります。

画面引っ張りで手動更新

UP!の詳細

UP!の詳細画面では、内容、添付ファイル、セットされた顧客以外に、セットされた部署や社員、UP!へ返信されたメッセージを一覧で見ることができます。
また、UP!の削除や編集することもできます。

UP詳細画面

UP!する(新規登録)・UP!を編集する

新しく共有したい情報やメッセージなどをUP!します。

  1. 新規登録する場合は、登録ボタン(登録)ボタンをタップします。
    編集する場合は、編集ボタン(編集)ボタンをタップします。
    UP登録

  2. メッセージを入力します。
    任意のユーザーに通知したい場合は、部署や社員を選択してください。 ※定型メッセージを利用して内容を入力することもできます。
     定型メッセージボタン(定型メッセージ)ボタンをタップし、選択します。
     定型メッセージの詳細は、定型メッセージを設定を参照してください。
    登録画面

  3. 最後に、 UP!ボタン(UP!)ボタンをタップしてください。

画像ファイルをセットする方法

カメラボタン(カメラ)ボタンをタップします。
カメラで撮影した写真またはアルバムから選択することができます。
添付ファイルを削除したい場合は、削除するファイルをタップします。
メニューから「削除」をタップしてください。

UP!に返信する

返信したいUP!の 返信ボタン(返信)ボタンをタップしてください。
返信画面が表示されます。
内容を入力し、投稿ボタン(UP!)ボタンをタップしてください。
※UP!LINEでUP!されたメッセージを長押しし、メニューの「返信」をタップして返信することもできます。

UP返信ボタン

UP!を削除する

削除するUP!の削除ボタン(削除)ボタンをタップしてください。
※削除すると、元に戻すことはできませんのでご注意ください。
※UP!LINEでUP!されたメッセージを長押しし、メニューの「削除」をタップして削除することもできます。

UP削除ボタン

UP!にリアクションする

そだねボタン(そだね)や ありがとうボタン(ありがと)ボタンをタップするだけで、かんたんに共感や感謝を伝えることができます。
リアクションを取り消したい場合は、再度ボタンをタップしてください。

アイコン横の件数をタップすると、リアクションしたユーザーが一覧表示されます。
自分以外のどんなユーザーがリアクションしているのか見ることができます。

UPリアクション画面

フォローする

「UP!」ではフォローという操作を行うことで、フォローした相手が書いたメッセージやフォローした顧客がセットされたメッセージを自分のUP!LINEに表示させることができます。
「UP!」では、様々な情報がリアルタイムで流れます。
特に情報をキャッチしておきたい相手はフォローしましょう。

UP!LINEや詳細画面からフォローしたいユーザーのアイコンをタップするだけで、かんたんにフォローすることができます。
フォローすると、「フォロー」から「フォロー中」へ表示が変わります。
「フォロー中」をタップすると、フォローを解除することができます。

アイコンからフォロー画面

UP!LINEに表示されていない社員や顧客も、設定画面からフォローできます。

検索からフォロー画面

その他

NI Collabo UP!の設定を「設定」や「アプリ情報」から行うことができます。
メニューアイコンをタップして開いたメニューから、画面を表示します。

定型メッセージを設定

返信などでよく使うメッセージを登録することができます。
あらかじめ初期値がセットされていますので、カスタマイズしてください。
※メッセージは最大10個まで登録することができます。
※1つのメッセージは、20文字まで入力することができます。

定型メッセージ設定画面

① UP!LINE画面に戻ります。
② 編集内容を保存します。
③ 定型メッセージを初期値に戻します。

プッシュ対象を変更

リアルタイムで通知を受け取る必要のないものは、プッシュ通知をOFFにできます。
※初期インストール時はすべてのUP!がプッシュ対象です。

プッシュ対象

アプリの設定を変更

通知方法やカメラへのアクセスなど権限を設定する場合にご利用ください。

関連情報

クライアント証明書

Note

本機能は通常はシステム管理者からの連絡・案内があってから利用する機能となりますので特に案内がなければ、あるいは、ご利用の予定がなければ本節は読み飛ばしていただいて結構です。

NIコンサルティングが提供しているAndroidアプリでは、特定端末からのアクセスのみを許可する手段としてクライアント証明書を利用した通信方式をサポートしています。
クライアント証明書を使うためには 対象アプリ内に使用する証明書を最初に一度だけ取り込む必要があります。ただし、取り込んだ証明書の有効期限が切れたなどの理由で証明書を更新する場合は再度取り込みが必要になります。

証明書ファイルをダウンロードするなど、あらかじめAndroid端末内の参照できる領域に証明書ファイルの配置が必要です。

クライアント証明書
Note

証明書は Android標準のセキュリティ領域で管理されます。このセキュリティ領域はOS内の共通のため、他のアプリからも参照することが可能です。
証明書の取り込みはアプリごとに行う必要はありませんが、どの証明書利用するのか選択する操作はアプリごとに必要です。
【重要】Android OSのセキュリティ仕様上、OSにクライアント証明書をインストールすると画面のロック(PIN、パスコード、パターンなど)が必須になります。
Androidデバイスの画面ロックを設定していない場合、後述の操作中にOSの画面ロックの方法を設定するよう要求されるため、その場合は適切な画面ロックを設定してください。

事前にご用意いただくもの

クライアント証明書ファイル
秘密鍵を含む(PKCS#12形式のファイル 拡張子.p12 ※.pfxという拡張子で配布される場合もあります)および秘密鍵を保護しているパスフレーズ(取り込み時に入力します)

中間CA証明書ファイル
クライアント証明書の妥当性を証明する認証局の証明書で、クライアント証明書の発行元によっては提示される場合があり、その場合はこの証明書もOSにインストールします。

クライアント証明書をOSに取り込みアプリで選択する

ここではクライアント証明書を証明書発行元のWebページからAndroid OS内にダウンロードしたとして説明します。またAndroidデバイスの画面ロックを設定していない場合、操作中にOSの画面ロックの方法を設定するよう要求されるためその場合は適切な画面ロックを設定してください。

  1. クライアント証明書ファイルをタップするか、あるいはAndroid OSのシステムの「設定>セキュリティ」の「ストレージからのインストール」で対象のクライアント証明書ファイルを選択します。

  2. 証明書を抽出するためのパスワードの入力が要求されます。ここで秘密鍵を保護しているパスフレーズを 入力してください。

  3. 続いて証明書の名称の入力が要求されます。通常は証明書に設定されている人が読んで理解しやすい識別 名称が自動でセットされますが、証明書によっては名称が省略されている場合は、証明書を識別する長い 文字列が表示される場合があります。その場合そのままでも利用できますがわかりやすい名称(任意)を 付与することを推奨します。

  4. エラーがなければ取り込みに成功です。

  5. 次にクライアント証明書を利用したいアプリを起動します。

  6. アプリ内の設定画面の「クライアント証明書」あるいは「クライアント証明書を有効にする」をタップすると、証明書の選択ダイアログが表示されます。
    ※メニュー名称はアプリによって異なります。

  7. ここで先ほど登録した証明書を選択し許可します。

  8. 証明書を選択すると証明書の識別名(エイリアス名)が設定画面に表示されます。この状態のとき通信時にクライアント証明書を要求される場合に自動的にこの証明書を提示して通信するようになります。

Note

クライアント証明書を使う環境でQRコード認証を行う際、QRコード画面をHTTPSで開く必要があります。(これはQRコードに含まれている接続用のURLはその画面を開いたときのURLに応じて作成されるためです)

中間CA証明書ファイルをOSにインストールする

こちらは該当ファイルが提示されている場合にのみ行います。
ここでは証明書を証明書発行元のWebページからAndroid OS内にダウンロードしたとして説明します。

  1. 証明書ファイルをタップするか、あるいはAndroid OSのシステムの「設定>セキュリティ」の「ストレージからのインストール」で対象の中間CA証明書ファイルを選択します。

  2. インストールに成功すると「設定>セキュリティ」の「信頼できる認証情報」にユーザーが追加したCA 証明書として登録されていることを確認できます。

クライアント証明書をアプリから破棄する

クライアント証明書が不要になった場合は、以下手順でアプリ内から取り込まれている証明書を破棄します。

  1. アプリ内で選択されている証明書を破棄する場合は、チェックされているクライアント証明書を利用するをタップします。この状態でアプリは証明書を使わない通信に戻ります。

なおOSにインストールされている証明書は引き続き残っていますので、それらを削除するには設定のセキュリティから「認証ストレージの消去」を選択する必要があります。ただし、この操作はOSにユーザーによって追加されたクライアント証明書データがすべてリセットされるため(個別に指定ができません)、他に必要な証明書がインストールされていないことを、前掲のクライアント証明書の選択ダイアログ上で確認して実行することをお奨めします。

よくあるご質問

詳細やエラーが発生した場合の解決方法、よくあるご質問は以下のマニュアルを参照してください。
よくあるご質問:スマートフォンアプリ編

サポートデスク

E-MAIL

support@ni-consul.co.jp

URL

https://www.ni-consul.co.jp

営業時間

月曜日~金曜日 9:00~12:00、13:00~17:00(弊社休業日・祝日を除く)

奥付

○ 商標

本説明書に登場する会社名、製品名は各社の登録商標、商標です。

○ 免責

本説明書に掲載されている手順による操作の結果、ハード機器に万一障害などが発生しても、弊社では一切の責任を負いませんのであらかじめご了解ください。

○ 発行

株式会社NIコンサルティング
2024年9月24日 第4版

NI Consulting

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